埼玉新聞

 

<新型コロナ>女性死亡、67人感染 朝霞の老人ホームは計66人に 東部の県立学校で部活動停止も

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは10日、新型コロナウイルス感染者を新たに67人確認したと発表した。また、県によると基礎疾患のある県内居住の90代女性が9日に入院先で死亡した。感染者の内訳は、県発表が55人、さいたま市6人、川口市4人、川越市2人。

 これまでに確認された感染者は6363人(チャーター便帰国者含む)、死者は113人(10日午後6時現在)。

 9日午後9時時点の重症者は11人、感染者の入院は342人、ホテル療養137人、自宅療養24人。退院・療養終了は5630人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは20~80代の男女27人。所沢市では50代の県内医療従事者ら6人が陽性と確認された。9日発表分では、朝霞市の90代女性は同市の介護付き老人ホーム「SOMPO(そんぽ)ケアラヴィーレ朝霞」の入所者で、同施設関連の陽性者は66人となった。

 また、県教育局は東部地区の県立学校の児童生徒1人が9日に陽性となったと発表した。臨時休校などの対応は行っていないが、所属している部活動は当面活動を停止するという。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~50代の男女6人。10代の男子高校生、20代の夫妻を含む6人全員が感染経路不明。

 川口市によると、感染が判明したのは10~80代の男女4人。80代女性は特養施設「リバー・イン」の入所者。いずれも容体は安定している。

 川越市によると、感染が判明したのは20代の大学生男性2人。いずれも容体は安定している。

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