女逮捕…他人の免許証を加工、顔写真を自分の顔にすり替える クレカ発行、10万円の融資受けていた「やったかもしれませんが、記憶にありません」と話す28歳
2024/01/26/11:26
不正に発行されたクレジットカードで10万円の融資を受けたなどとして、埼玉県警サイバー捜査課と岩槻署は23日、私電磁的記録不正作出・同供用と詐欺、電子計算機使用詐欺の疑いで、千葉県柏市西柏台1丁目、飲食店従業員の女(28)を逮捕した。
逮捕容疑は2022年9月7日、専用サイトから他人名義のクレジットカードを申し込み、オンラインキャッシングで10万円の融資を受けたなどの疑い。「やったかもしれませんが、記憶にありません」と容疑を否認しているという。
サイバー捜査課によると、昨年4月、カード会社から「偽造された免許証を使って、クレカを発行された」と県警に連絡があり、捜査していた。会社からは「繰り返して行われていて、悪質性が高い」との説明があったという。
女は申し込む際に自身の顔と偽造免許証を撮影して送信。免許証は他人名義で顔の部分を自らの顔に替えて申請し、審査通過後、スマートフォンのアプリ上でデータとして管理するデジタルクレカの交付を受けていた。
県警は女が他人名義の免許証を入手した経緯や手口、共犯者の有無を調べるとともに、余罪があるとみて捜査している。