埼玉新聞

 

ケーキ、プリン、どら焼きも 県産野菜スイーツフェア開催中、HPで33店紹介 スイーツ作りコンテストも

  • ほうれん草を使ったロールケーキ(パレスホテル大宮提供)

 県は「地産地消月間」に定めた11月に「野菜スイーツフェア」を開催し、ホームページで県産野菜を使ったスイーツを販売する店舗を紹介している。33店舗のスイーツや和菓子44品が対象。県農業ビジネス支援課は「県は2018年の野菜出荷額が全国9位と盛んなので、性別や年齢を問わずスイーツをきっかけに県産野菜を知り、地産地消に関心を持ってほしい」としている。

 県産野菜スイーツフェアのホームページ(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0902/yasai-sweets.html)では、ほうれん草やビーツ、のらぼう菜など12種類の野菜別に、ケーキやプリン、どら焼きなどのスイーツの写真や店舗のホームページを紹介。地域別のリストも掲載し、同課の担当者は「見ても食べてもおいしいスイーツばかり。事前に問い合わせの上で近くのお店に足を運んでほしい」と話した。期間は30日まで。

 地産地消月間は県産農産物の出荷が多い11月に毎年実施される。スイーツフェアと並行し、地産地消に取り組む96事業所のイベントやフェアもホームページで紹介している。

 同課はインスタグラム上で「我が家の埼玉野菜スイーツ作り」コンテストを開催している。応募には県のブランド推進品目のうち、カブやキュウリなど対象品目9種類から最低1種類を使用。野菜と完成品の写真や作り方、「#我が家の埼玉野菜スイーツ作り」などのハッシュタグを付けて投稿する。公式インスタグラム「埼玉わっしょい」をフォローし、写真にタグ付けする必要がある。応募期間は12月13日まで。

 県や料理関係団体の専門家らが審査を行い、最優秀賞や特別賞計6作品を選ぶ。来年2月に表彰式を行う予定で、入賞者には県産農産物セットなどが贈られる。問い合わせは同課(電話048・830・4106)へ。

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