あきれた女、“クロエ”のサンダル買って「サイズ違う、返金して」…偽物を返品 「送った商品ではない」通販会社が警察に相談、女を逮捕 「別のサンダル送った」と認めるも「だますつもりない」と話す35歳
2024/01/27/09:53
埼玉県警所沢署は25日、詐欺未遂と商標法違反の疑いで奈良県生駒市門前町、派遣社員の女(35)を逮捕した。
逮捕容疑は2023年7月10日、インターネットのショッピングサイトに出店している店舗を使い、フランスのファッションブランド「クロエ」のサンダル1点(販売価格3万9800円)を購入し受領。同12日、「サイズが異なるため返品するので返金してほしい」などと店舗従業員にメールを送信。模造品のサンダルを返品し、購入代金3万9800円をだまし取ろうとした疑い。また同13日、「クロエ」に類似する商標が付いたサンダル1点を配送業者を介し店舗従業員に受領させ、返金代金3万9800円と引き換えのために譲渡して商標を使った疑い。
署によると同19日、所沢市内のネット通販会社が「当社から送ったサンダルではなく、似ている偽物を送り付けられた」などと所沢署に相談。同署で捜査したところ、女が浮上した。
女は「別のサンダルを送ったことに間違いないが、お金をだまし取るつもりはなかった」などと供述している。署は模造品の入手経路などを捜査する。