埼玉新聞

 

<県民の日>日向坂46“埼玉3人組”地元凱旋、埼玉応援団に加入 渡邉「埼玉の暮らしやすさ発信し、地元に恩返ししたい」

  • 笑顔で埼玉ポーズを決める(左から)ピエール中野さん、金村美玖さん、丹生明里さん、渡邉美穂さん=14日午後、さいたま市浦和区の埼玉会館

 「埼玉県民の日」の14日、さいたま市浦和区の埼玉会館で「埼玉150周年1年前イベント」が行われ、アイドルグループ「日向坂46」の埼玉出身メンバー金村美玖さん、丹生明里さん、渡邉美穂さんの3人が、県の魅力を全国に発信する「埼玉応援団(コバトン倶楽部)」に加わることが発表された。(足立英樹)

 オープニングセレモニーで大野元裕知事から「ぜひこの1年間(埼玉応援団として)駆け抜けていただき、埼玉150周年を共に盛り上げていきましょう」と激励された3人。

 大野知事から名刺をもらったという金村さんは知事の第一印象について「イメージ通り優しいオーラが伝わってきました。これから埼玉のことを色々教えていただき、地元がもっと発展するよう精いっぱい頑張りたいです」と笑顔。

 丹生さんはテレビ番組での言い間違えから県内大手スーパーで商品化された“タルタルチキン(チキン南蛮)”を全国に売り込みたいと語り、「ほかにも言い間違えしようかなあ(笑)。秩父のみそポテトや川越のおイモなど埼玉グルメをPRしたいです」と照れ笑いした。

 渡邉さんは地元での念願の大役に「私たちが埼玉からたくさんの恩恵を受けている分、豊かな自然や暮らしやすさを全国に発信して恩返ししたいです」と決意を新たにした。

 同イベントはオンライン配信も行われ、3人は早速、秩父の伝統工芸品「秩父銘仙」を身にまとい、県内各地の祭りに関するクイズコーナーなどで魅力を紹介した。

 この日、埼玉応援団の新メンバーに日向坂46の3人と共に人気ロックバンド「凛として時雨」のドラマー、ピエール中野さんも加わり、総勢26組30人となった。

=埼玉新聞WEB版=

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