慌てた様子の女性、払い出しを依頼…銀行や郵便局の女性、詐欺疑い被害防ぐ 加須署が感謝状
2020/11/16/00:00
埼玉県の加須署(長根利雄署長)は6日、特殊詐欺被害未然防止功労で、埼玉りそな銀行加須支店(佐々木祥仁支店長)案内係の春日真弓さん(58)と加須郵便局(鈴木論局長)局員の中野美子さん(65)に同署で感謝状を贈った。
同署などによると、春日さんは9月16日午後1時15分ごろ、加須支店を訪れた70代女性から現金40万円の払い出し依頼を受けた際、女性が慌てた様子で「孫から現金が必要と電話があった」などと言ったことから詐欺を疑い、同署に通報した。
中野さんは9月16日午後3時ごろ、来局した70代女性から現金300万円の払い出し依頼を受けた際、慌てた様子で「リフォーム代」などと言ったことから詐欺を疑い、同署に通報して詐欺被害を未然に防いだ。