出雲路、伊勢路、箱根路…支え続けた夫婦の二人三脚 「駅伝の大東」率いた名将描く「新 青葉のタスキ」
2024/01/29/14:48
埼玉県秩父市出身で大東文化大学の陸上競技部監督として箱根駅伝を4度制するなど多くの栄冠に導いた名将、青葉昌幸さんの半生をつづった小説「新 青葉のタスキ 次の人のために」が、まつやま書房(東松山市)から発売された。昨秋、コミュニティーFM「ちちぶエフエム」(同市中町)で放送された連続ラジオ小説の脚本をノベライズし、駅伝に熱を注ぐ青葉夫婦の心情を細かく描写した一冊。正月の風物詩で栄冠を勝ち取った様子を支えた人たち目線で感じ取れる。県内の書店やネットで販売している。