新鮮野菜で風邪予防! 宝登山のサルに深谷ねぎなどプレゼント 実は深谷が「日本一」のブロッコリーも
2024/02/01/11:40
埼玉県深谷市農業応援議員連盟のメンバーらが31日、長瀞町長瀞の宝登山小動物公園を訪れ、ニホンザル約120匹に特産「深谷ねぎ」とブロッコリーをプレゼントした。サルは深谷の新鮮野菜を口いっぱい頬張り、満足そうな表情を浮かべていた。
議員連盟は宝登山山頂(標高497メートル)付近で暮らすサルの冬の風邪予防になればと、10年ほど前からネギを贈っている。この時期の深谷ねぎは、甘みがのっていて、特においしく味わえるという。
今年は同市八基地区産のネギ10キロに加え、2026年度から新たに「指定野菜」に加わるブロッコリー8キロも提供。サルは初めて与えられた榛沢地区産のブロッコリーを不思議がりながらも、器用な手つきで口の中に運んだ。
深谷市によると、21年農水省調査で、同市がブロッコリーの産出額、作付面積ともに全国1位。市の担当者は「今後は深谷ねぎと合わせて、市産ブロッコリーのPRにも力を入れていきたい」と話している。