教諭免職…大勢の男子生徒を盗撮、修学旅行中の大浴場で 教諭が警察に任意同行を求められ、家族が校長に連絡し発覚…教諭の氏名所属を公表しない理由 1人で入浴指導を担当、胸ポケに入れたスマホで撮影していた
2024/02/10/12:13
埼玉県教育委員会は8日、修学旅行先の宿泊施設大浴場で、男子生徒の裸を盗撮したなどとして、南部地区の公立中学校の男性教諭(44)を免職の懲戒処分にした。県教委は教諭の氏名、所属について被害者のプライバシー配慮を理由に公表していない。
小中学校人事課によると、男性教諭は昨年9月、修学旅行で訪れた県外の宿泊施設の大浴場脱衣所で、中学3年生の男子生徒十数人の裸の動画を、胸のポケットに隠したスマートフォンで盗撮した。男性教諭は当時、入浴指導を1人で担当していた。また、同年に県外の入浴施設で、知人の10代後半の男性に対し、わいせつな行為も行った。
昨年10月16日に男性教諭の家族から勤務先の校長に「(男性教諭が)朝霞署に任意同行を求められた」と連絡があり発覚。その後の本人との面会などで事実を確認した。男性教諭は聞き取りに「自分の性的興味を満たすためにやった。一生残る傷を負わせてしまった」などと述べているという。
また、県教委は同日、酒気帯び運転をした熊谷市立富士見中学校の男性教諭(37)を停職6カ月、茨城県で死亡交通事故を起こした県立幸手桜高校の男性教諭(31)を停職1カ月の懲戒処分にした。