埼玉新聞

 

ほろ酔い気分の仏様、ひつぎから出てきて万歳三唱 でたらめなお経に会場大笑い、秩父で葬式まねる奇祭

  • 一升瓶を持ってひつぎの中に入る生き仏様役の福島康弘さん(手前左)とでたらめなお経を唱える大方丈の川島康助さん(同右)=秩父市久那の下久那公会堂

 生きている人を死者に見立てて本物そっくりの葬式を催し、災厄を笑い飛ばす奇祭「ジャランポン祭り」が10日、秩父市久那の下久那公会堂で行われた。祭りの時に鳴らす印金や太鼓、妙鉢の音から「ジャランポン祭り」といわれ、葬式をまねることから「葬式祭り」とも呼ばれている。

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