地震が起きたら頭を覆って…バケツもトイレに、体験やクイズで万が一に備え 寄居・川の博物館で防災教室
2019/03/12/00:00
防災について考えるイベント「防災を知ろう、作ろう、体験しよう」が9、10日の両日、寄居町小園の県立川の博物館で行われた。
9日は親子のための防災教室があり、防災士で立正大学非常勤講師、杉内由佳さんが指導した。杉内さんは万が一に備え、新聞で折れるスリッパやコップ、皿の作り方を伝え、その使い方も伝授。バケツも簡単なトイレになる。
地震が起きたら手で頭を覆って身をかがめ、揺れが収まるまでその場にいる。室内であれば机やイスの下に身を隠すことも指導していた。
起震車体験やクイズに答える防災段ボール迷路も設置された。子どもたちは「火事を見つけてまず最初にやることは」「雷雨の時にまずすることは」などという質問に答えながらゴールを目指した。
同館では「いつ自分の身に振り掛かるか分からない災害について体験を通して考えるきっかけになってほしい」と話していた。