埼玉新聞

 

グランエミオ所沢に埼玉西武のレストラン開業 好きに作れるハンバーガー、ファンら試合映像と楽しむ

  • ビュッフェ台には飛沫ガードが設置され、客は手袋を着用して料理を取る。店内には大型モニターも設置されている=7日午前、所沢市くすのき台

 プロ野球の埼玉西武ライオンズがプロデュースし、野球観戦を楽しみながら料理を味わえるビュッフェレストラン「LIONS DINER BIGFLAG(ライオンズダイナービッグフラッグ)」が所沢駅の商業施設「グランエミオ所沢」に7日、オープンした。

 開店前にはライオンズのグッズを身に着けたファンなど約50人が列を作り、球団公式マスコットのレオ、ライナらが訪れ開業に華を添えた。午前11時にオープンを迎えると来店者に対し、入店時にアルコールによる手指消毒と検温を実施した。

 店内の料理が並ぶビュッフェ台には、新型コロナウイルス感染防止のため飛沫(ひまつ)ガードが設置され、客に対してはビニール手袋を着用し料理を取るよう呼び掛けられていた。また料理を取るトングやおたまなどは定期的に交換、消毒を行う感染防止策を取っている。

 訪れた来店客は、自分で好きな組み合わせを作ることができるハンバーガーやカレーなどをモニターに映し出されるライオンズの試合映像とともに楽しんでいた。

 ライオンズのファンという川越市の女性会社員(31)は「ハンバーガーはお肉感が強くておいしい」と満足げ。新型コロナウイルス感染症対策については「トングなどを触るのに抵抗があったが、手袋を用意してくれているので安心して楽しめる」と話していた。

 営業時間は午前11時から午後10時半まで。2時間制でドリンクバーが付く。料金は大人1980円(税抜)から。

問い合わせは、同レストラン(電話04・2941・2926)へ。

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