埼玉新聞

 

<新型コロナ>クラスター「彩の国東大宮メディカルセンター」の感染は1病棟のみ 外来診療など通常通り

  • ホームページで感染の経緯説明 クラスター、北区の病院

 新型コロナウイルスの2回目のクラスター(感染者集団)が発生した「彩の国東大宮メディカルセンター」(埼玉県さいたま市北区土呂町)は14日、藤岡丞院長の名前で、病院のホームページ(HP)に感染の経緯を掲載。「患者様と職員の安全を確保し、地域の皆様に安心して受診していただけるよう今後も職員一丸となって感染防止に努めてまいります」としている。

 HPによると、10日に入院患者2人、病棟勤務の職員1人の陽性が判明。濃厚接触が疑われる入院患者64人と115人の職員を検査したところ、12日に入院患者5人と職員3人の陽性が確認されたとしている。

 感染者は1病棟に限定されているとして、当該病棟の新規入院を当分の間は停止し、外来診療と健康診断・人間ドックは通常通り継続するという。担当者は取材に詳細は回答できないとした上で、「感染の経路を保健所と一緒に調査をしている。分かり次第、HPに掲載する」と話した。

 市保健所は14日、入院患者64人、職員114人の検査を終えて、感染者は患者7人と職員4人で増減はなかったと明らかにした。

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