埼玉新聞

 

埼玉で初確認、巨大なガ「キョウチクトウスズメ」飛来 羽を広げると大きさ12センチ、埼玉在住者がXに投稿し発覚 幼虫は有毒植物を食べ、すでに食い荒らされた痕あり食害を懸念 本来は南方に生息、なぜ埼玉に

  • 2023年秋、県内でも初確認された蛾類「キョウチクトウスズメ」の標本

    2023年秋、県内でも初確認された蛾類「キョウチクトウスズメ」の標本

  • ツルニチニチソウを食べる「キョウチクトウスズメ」の幼虫(飯森政宏さん提供)

    ツルニチニチソウを食べる「キョウチクトウスズメ」の幼虫(飯森政宏さん提供)

  • 2023年秋、県内でも初確認された蛾類「キョウチクトウスズメ」の標本
  • ツルニチニチソウを食べる「キョウチクトウスズメ」の幼虫(飯森政宏さん提供)

 沖縄県など南方に生息する大型の蛾(が)類「キョウチクトウスズメ」が昨年秋、県内で初めて確認された。同時期に近県でも発生しており、台風などの影響で南方から飛来し、広範囲に侵入している可能性もある。寒さに弱いため、県内で定着する可能性は低いものの、幼虫は県内でも栽培されるキョウチクトウやニチニチソウの葉などを食べて育つため、園芸植物への被害が懸念されている。

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