埼玉新聞

 

ロールス・ロイスやベントレー、歴史彩る名車20台が集結 貴重な名車ある加須の博物館から走行

  • 名車の走行を企画した涌井清春館長。車は1935年製ベントレー3・5リッタークーペ

 埼玉県加須市大桑のクラシックカー博物館「ワクイミュージアム」は20日、歴史を彩る名車約20台を加須市などで走行する。同市の観光大使でもある館長の涌井清春さん(74)は「仲間と一緒に走る。名車を間近で見てほしい」と話す。

 涌井さんは、英国の高級車ロールス・ロイスとベントレーを中心に輸入販売を手掛けるワク井商会(東京都文京区)の社長。ミュージアムには、吉田茂元首相のロールス・ロイスや白洲次郎のベントレーなど貴重な名車がある。

 当日走るのは、1910年製ロールス・ロイス・シルバーゴースト、涌井館長が乗る30年製ロールス・ロイス・ファントムII コンチネンタル・バイ・カールトン、54年製ベントレーRタイプなど。

 名車は午前10時にミュージアムに集結し、同30分に出発する。同市新川通のカスリーン公園着が同10時45分ごろ、羽生市三田ケ谷の羽生水郷公園南駐車場着が同11時15分ごろ。加須市向川岸町の会席ぎゃらりー「からん」での昼食後、午後1時ごろミュージーアムに戻る予定。

 問い合わせは、ミュージアムの辰巳隆昭さん(電話090・8512・0608)へ。

ツイート シェア シェア