埼玉新聞

 

春告草、雪に染まる…秩父ミューズパークの梅まつり中止に 地元住民「まさかこれほど降るとは…」

  • 雪をかぶった梅を撮影する見物客=25日午後2時ごろ、秩父ミューズパーク

    雪をかぶった梅を撮影する見物客=25日午後2時ごろ、秩父ミューズパーク

  • 雪をかぶった梅を撮影する見物客=25日午後2時ごろ、秩父ミューズパーク

 埼玉県内は25日、南岸低気圧の影響で、秩父地方を中心に雪が積もった。秩父市街地は午前10時過ぎから霧状の細かい雪が舞い始め、同市と小鹿野町にまたがる秩父ミューズパークの梅園は一面銀世界に包まれた。

 同園は約1万5千平方メートルの敷地に白加賀や豊後、唐梅など15種類約600本の梅が植えられている。現在五分咲きで、例年より早めに見頃を迎えている。雪の影響で、キッチンカーが並ぶ梅まつりはこの日中止になった。

 梅の雪化粧を写真に収めていた市内の60代男性は「まさかこれほど本格的に降るとは想像していなかった」と話していた。

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