埼玉新聞

 

<新型コロナ>一度も登校ない男児、一番恐れるものは オンラインで安心生活 登校の選択制を希望する母親

  • 新型コロナで自主休校男児の母、登校の選択制訴え

 埼玉県さいたま市立小学校に在籍する高学年の男子児童は6月の学校再開後、一度も登校していない。新型コロナウイルスの感染を懸念しての欠席で、不利益を受けないとされる出席停止の扱いとなり、自宅で学習を続けている。40代の母親によると、祖父が基礎疾患を持っており、母親が介護をすることもある。母親は「長男は『おじいちゃんにうつしたくない』と話している。祖父に何かあったとき、僕のせいと思わせるのが一番怖い」と自主休校の理由を説明し、登校の選択制を訴えた。

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