埼玉新聞

 

お母さんら感謝 ヤオコーが子育て支援、子ども食堂などにクリスマスケーキと米380キロ超を寄贈

  • ヤオコーの下池周子さん(右)から草場澄江理事長にクリスマスケーキが託された=25日、加須市麦倉の地域みんなの交流の家

 埼玉県加須市麦倉の地域みんなの交流の家で25日、スーパー・ヤオコー(本社・川越市)によるクリスマスケーキの贈呈式と、ほかの寄贈品のお菓子やランドセルなどの配布が行われた。NPO法人埼玉フードパントリーネットワークと、加盟する加須北子育て応援フードパントリー、県社会福祉協議会などが参加した。

 同ネットワークには現在、県内で子育て支援(子ども支援)をしているフードパントリー43団体が加盟している。県福祉部少子政策課や企業などと連携して、ひとり親家庭と生活困窮者の子どもたちなどを対象に支援を行っている。

 ヤオコーのコーポレートブランド戦略部長の下池周子さん(54)は「12月はヤオコーから埼玉フードパントリーネットワークと埼玉県子ども食堂ネットワークに合わせて96個のケーキとお米約381・5キロを寄贈させていただいた」と話した。

 今回は、そのうち13個のケーキが加須北子育て応援フードパントリーを介して会員に配られた。同パントリー代表の関根由紀さん(52)は「お母さんたちもすごく喜んでいる」と感謝した。

 埼玉フードパントリーネットワーク理事長の草場澄江さん(58)は「ネットワークの輪が広がっている。今回は、ヤオコーからのケーキやお米のほかに、お菓子やランドセルなどの寄贈品も配布した。感謝です」と話した。

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