【独自】櫻坂46きょう紅白初出場 埼玉出身・小林由依さん語る思い「等身大でファンとともに歩みたい」
今年10月に前身の欅坂46から改名し、新たな一歩を踏み出したアイドルグループ「櫻坂46」。きょう31日放送の「第71回NHK紅白歌合戦」(午後7時半~)に櫻坂46として初出場する。埼玉県出身で1期生として活動する小林由依さん(21)は雑誌モデルのほか、11月にスクリーンデビューも果たし、活動の幅を着実に広げている。本紙の小林さんへの取材は今回が初めてで、待望の単独インタビュー。激動の2020年を振り返ってもらった。(足立英樹)
―「櫻坂46」へ改名という大きな決断がありました。
欅坂46時代はクールでスタイリッシュなイメージが良くも悪くも先行していたと思いますが、これからは良いところは継承しつつ、明るく笑顔の部分も伝えていきたいです。グループの第一印象というか、メンバー同士でも「常に明るく笑顔でいようね」って何気ない会話が増えたと思います。
―(12月8日の)デビューカウントダウンライブを終えて。
配信という形でのスタートでしたが、ファンの皆さんに「これからも応援したい」って思っていただけるよう全力でパフォーマンスしました。8曲だけの披露になりましたが、櫻坂46の一つひとつの作品の世界観が伝えられていたらうれしいです。
―今回から楽曲ごとに一部メンバーが入れ替わる体制に。
メンバーにとっても新たなチャレンジです。雰囲気が大きく変わりますし、みんなの個性が混ざりあって、26人の違う一面をお見せできると思うので、私たちも楽しんでいます。
2期生の3人(藤吉夏鈴さん、森田ひかるさん、山﨑天さん)がセンターとなり、表題曲だけでなくカップリング曲も歌番組で披露させていただく機会が増えたことは、これからの櫻坂46を象徴しているのかな、と思います。
―いま、小林さんはグループ内でどんな存在。
あまり自分から「ああしよう、こうしよう」って声をかけるタイプではないです…。
―背中で引っ張るタイプ?
いえいえ(笑)。ただ、どこに出てもパフォーマンスが安定するように、私なりのアドバイスはしていますし、何より1期生ですので、グループを引っ張っていきたいという思いは強いです。
―櫻坂46として、大みそかのNHK紅白歌合戦に出場されます。
その年1年間の活動を見ていただいた結果だと思うので本当にうれしく思っています。実家の家族や親せきは紅白を見て年越しを迎えるのが恒例なので、家族からも「おめでとう」って祝福の連絡をもらいました。今年は、なかなか思い通りに活動ができず、テレビの前で(視聴者の立場で)見るものだと正直思っていたので。出場決定を聞いたときは、うれしさと安堵(あんど)が入り混じった気持ちでした。と同時に、全国、そして海外の皆さんも毎年楽しみにされている国民的番組なので、紅白出場の名に恥じないパフォーマンスをしなければ、と責任も感じました。
―2021年はどんな年に。
改名後、今月(20年12月)にファーストシングルを発売したばかりなので、まずは「櫻坂46」は(いい意味で)変わったな、成長したなと、思っていただけるように頑張ります。どのチャンネルをつけてもメンバーが出ているようなアイドルグループになるのが目標です。今年は個人的には(映画出演など)少しずつ目標がかなえられた一年だったので、来年も新しいお仕事に積極的に挑戦したいと思います。
―小林さんにとって「櫻坂46」とは。
一般的にアイドルは常に華やかなで、キラキラしていて、見ている方を笑顔にする印象です。私たちはそういう側面を持ちつつも、いろんな悩みを抱えている方にも寄り添いながら、等身大の姿でファンの方と一緒に歩んでいければと思っています。
※埼玉新聞2021年1月3日号でも小林由依さんを特集します。
■こばやし・ゆい 1999年10月23日生まれ、埼玉県出身。2015年8月、前身の欅坂46の第1期生オーディションに合格。翌年、ファーストシングル「サイレントマジョリティー」でデビューした。現在は、雑誌モデルとしても活躍中。11月公開の映画「さくら」(原作・西加奈子、監督・矢崎仁司)でスクリーンデビューも果たした。
■小林由依さん「サイン入りチェキ」を抽選で2名様にプレゼント!
《応募方法》2021年1月18日までに埼玉新聞キャラクター「サイのぶん太くんtwitter」をフォロー&リツイートしてください。抽選で2名様にプレゼントいたします。
●サイのぶん太くんtwitter公式アカウントはこちら @sainobuntakun
●ご自身のtwitterアカウントは必ず「公開」にしてください。
●1月18日までにフォロー&リツイートされた方が応募対象となります。
●「引用リツイート」や「コメントを付けてリツイート」は応募の対象になりません。
《当選発表》当選された2名の方のみ、当選者のtwitterアカウントへDM(ダイレクトメッセージ)でご連絡します。
=埼玉新聞WEB版=