埼玉新聞

 

<新型コロナ>2日で3人死亡、434人が感染 岩槻高校で新たに生徒2人 施設の2人、陰性出た後に発症

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは1日から2日にかけて、新型コロナウイルス感染で新たにいずれも90代女性3人の死亡と434人の感染を確認したと発表した。新規感染者は1日が221人、2日が213人。2日の内訳は県発表が151人、さいたま市39人、川口市15人、川越市8人。

 これまでに確認された感染者は1万4732人(チャーター便帰国者含む)、死者は211人(2日午後7時現在)。

 1日午後9時時点の重症者は59人、感染者の入院は809人、ホテル療養288人、自宅療養1820人。退院・療養終了は1万1171人。

 県によると、2日に県管轄で詳細が判明したのは未就学児~100代の男女137人で、1日は未就学児~80代の男女126人。2日では県内の高齢者施設で職員1人、入所者12人の感染が確認され、同施設での感染者は計35人となった。また1~2日の発表分のうち、戸田市の戸田中央総合病院では職員7人、患者3人の感染が確認され、同病院での感染者は計174人に。さらに県内医療機関では職員4人、入院患者22人の計26人の感染が確認された。1日には戸田市の介護老人保健施設「ろうけん戸田」では入所者1人の感染が確認され、同施設での感染者は計14人となった。また県内障害者施設では入所者5人の感染が確認され、同施設の感染者は計33人となった。

 県教育局によると、2日に県立岩槻高校で新たに生徒2人の感染が確認され、同校の感染者は計3人となった。また、西部地区の県立学校では教職員1人の感染が確認された。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~90代以上の男女39人。80代無職男性と50代女性介護職は市内の高齢者施設の入居者と従業員。陰性が出た後に発症して陽性判定が出た。同施設の感染者は入居者4人と介護職5人の計9人となった。40代男性、10代と20代のアルバイト女性は市内の酒類提供の接待を伴わない飲食店の従業員ら。同店の感染者は計4人となった。

 川口市によると、感染が判明したのは20~80代の男女15人。うちアルバイトの70代男性は同居家族に感染が判明。20代女性の学生は友人に感染が確認されていた。

 川越市によると、新たに感染が判明したのはいずれも市内在住の20代男性2人と女性1人、40代と50代の女性各1人、小学生男女2人の7人のほか、蓮田市の30代男性1人。

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