埼玉新聞

 

越谷のイオンで出初式 スリル満点、江戸時代から続く伝統の技を披露 新春の風物詩、観客から大きな拍手

  • 高さ6メートルを超えるはしごの上で大技を披露=3日、越谷市のイオンレイクタウン

 埼玉県越谷市の商業施設イオンレイクタウンの館内で3日、越谷市鳶連合組合による新春の風物詩「レイクタウン出初式」が行われ、江戸時代から続く伝統のまといや木やり、はしご乗りが披露された。

 はしご乗りでは、若衆らが見事なバランス感覚を見せ、高さ6メートルを超えるはしごの上でスリル満点の華麗な技を披露。技が決まるたびに、観客からは大きな拍手が沸き起こっていた。

 越谷連合若鳶会の高橋祐之介会長によると、この日に向けて約1カ月間、寒さの厳しい夜間に練習を行ってきたという。高橋会長は「新年を迎え、全員元気にそろって最高のスタートを切れた。(コロナ禍で)大変な状況の中だが、見に来てくれた人を元気づけることができれば」と話していた。

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