身元判明…東武線の踏切事故、死亡の女性は21歳大学生 地元在住 杉戸署、事故当時の詳しい状況調べる
2024/03/20/10:00
18日午後0時1分ごろに杉戸町下高野の東武日光線踏切で発生した人身事故で、はねられて死亡した女性の身元について、同町に住む大学生の女性(21)と判明した。
杉戸署によると、踏切付近に学生証などがあり、女性の家族に連絡して特定した。同署で事故当時の詳しい状況を調べている。
■最大1時間43分の遅れ(以下、初報記事)
18日午後0時1分ごろ、杉戸町下高野の東武日光線踏切で、20~30代ぐらいの女性が、鬼怒川温泉発浅草行き上り特急列車(6両編成)にはねられ死亡した。
杉戸署によると、列車が杉戸高野台駅から東武動物公園駅間を走行中、踏切に入ってきた女性をはねた。列車の運転士は「歩行者が飛び込んできた」と話しているという。乗客と乗員にけがはなかった。
東武鉄道によると、事故の影響で東武動物公園―南栗橋間で運転を見合わせ、18日午後1時32分に再開した。上下線24本が運休し、最大1時間43分の遅れ、乗客約3300人に影響が出た。