関東信越国税局は28日、さいたま新都心合同庁舎（埼玉県さいたま市中央区）で確定申告をインターネット経由で手続きできるシステム（e―Tax）の利用を呼び掛けるキャンペーンを実施した。同局のe―Tax推進大使を務める吉川市の元プロレスラーでタレントの佐々木健介さん、北斗晶さん夫妻が登場し、スマートフォンを使った確定申告体験に臨んだ。

　同局によると、e―Taxでの確定申告は24時間受け付けており、2019年の申告分からスマートフォンを使った申告も可能になった。今年は新型コロナウイルス感染リスク軽減の観点から、認知度を高め利用者を増加させたい考えだ。

　申告体験を終えて、佐々木健介さんは「難しい手続きがないので、僕でも簡単にできちゃいました」と笑顔を見せた。北斗晶さんは「コロナ禍で会場に行くのはリスクが高いので、スマートフォンから申告できるということを知っていただき有効に活用してほしいです」と呼び掛けた。