埼玉新聞

 

大河ドラマ館や渋沢栄一記念館などをひと巡り まち並みも楽しめる循環バス、深谷で運行 2月16日から

  • 大河ドラマ館などバスで巡る 深谷市、2月16日から

 埼玉県深谷市仲町の深谷生涯学習センター・深谷公民館に開館する「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」に合わせ、渋沢栄一記念館など栄一翁の関連施設をひと巡りする循環バスを2月16日から運行する。期間は来年1月10日まで。

 路線の名称は「渋沢栄一 論語の里 循環バス」。「大河ドラマ『青天を衝け』深谷市推進協議会」の要請を受け、深谷観光バスが平日7便、休日13便を運行する。

 起終点はJR深谷駅北口から徒歩約5分ほどにある足利銀行深谷支店東側の仲町バス発着所。まず、大河ドラマ館に向かい、誠之堂や清風亭がある北部運動公園、尾高惇忠生家、渋沢栄一記念館、旧渋沢邸「中の家(なかんち)」、道の駅おかべの順で経由。酒造跡地で映画館などが入る「七ツ梅」や旧中山道のまち並みを楽しみながら深谷駅に戻って来る。停留所は11カ所。

 日中は利用者の利便性に配慮して「論語の里」を2周してから深谷駅に向かう。最終便はドラマ館で折り返しになる。

 料金は、1日乗車券が中学生以上500円、小学生250円。1回乗車券は中学生以上250円、小学生120円になる。支払いは乗車時で、「渋沢栄一翁ふるさと館 オークOAK」でも乗車券を販売する。

 地元の埼玉工業大学の協力で尾高惇忠生家から渋沢栄一記念館までの一部区間850メートルを自動運転による運行も予定。路線図や時刻表は深谷観光バスのホームページで確認できる。

 問い合わせは、同バス(電話048・571・1881)へ。

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