埼玉新聞

 

江戸時代にタイムスリップ?! イベント盛りだくさん「小江戸川越春まつり」が開幕 4月21日まで

  • 甲冑(かっちゅう)姿で火縄銃の演武を披露する獅子の会と川越藩火縄銃鉄砲隊保存会=24日、埼玉県川越市元町の川越一番街商店街

    甲冑(かっちゅう)姿で火縄銃の演武を披露する獅子の会と川越藩火縄銃鉄砲隊保存会=24日、埼玉県川越市元町の川越一番街商店街

  • 甲冑(かっちゅう)姿で火縄銃の演武を披露する獅子の会と川越藩火縄銃鉄砲隊保存会=24日、埼玉県川越市元町の川越一番街商店街

 城下町に観光シーズンの訪れを告げる小江戸川越春まつりが24日、埼玉県川越市中心部で開幕した。冬の間に落ち着いた来客はこの頃から再び増え、にぎわいの時を迎える。

 オープニングイベントは、蔵造りの町並みで知られる川越一番街商店街などを歩行者天国にして、往時の情緒を感じられる企画を開催。よろいを身に着けた獅子の会と川越藩火縄銃鉄砲隊保存会は火縄銃の演武を行った。家族4人で来た所沢市の会社員男性(40)は「江戸時代に戻ったような雰囲気」とほほ笑む。幼稚園年長の長女(6)は「びっくりして、ちょっと怖かった」と目を丸くした。

 川越一番街商業協同組合は、店員らが和服姿で寸劇などを披露する「江戸の日」を行った。地元の神楽団体「梅鉢会」も初参加し、小江戸里神楽を公開。代表の白石信人さん(47)は「たくさんの人たちに本物の神楽を楽しんでいただけた」と喜んだ。

 春まつりは4月21日まで行われ、期間中は市内でさまざまなイベントを催す。

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