埼玉新聞

 

渋沢栄一の好物を商品化 キャラメル味のクッキー、深谷商の女子生徒が考案 栄養価高く朝食にも

  • 渋沢栄一翁が愛したオートミールクッキー

 「渋沢栄一翁が愛したオートミールクッキー」は、埼玉県立深谷商業高校の3年(当時)の女子生徒5人が授業で考案し、和洋菓子製造販売「西倉西間堂」が商品化した。渋沢栄一の好物で、栄養価が高いオートミールを使ったキャラメル味のクッキーだ。

 オートミールはオーツ麦を食べやすく加工したシリアル食品。食物繊維や、貧血予防にもなる鉄分などを豊富に含んでいる。渋沢栄一も朝食にはオートミールにクリームと砂糖を加えたものを食べていたという。

 クッキーには、ビタミン類やミネラルも含むカシューナッツも入っている。20~40代の女性をターゲットに開発したが、今では子どもから高齢者まで幅広い年齢の人たちに好まれている。朝食の代わりに食べている人もいるとか。2代目店主の西倉信明さん(52)は「サクッと軽く、腹持ちします」とアピールする。

【メモ】西倉西間堂は深谷市岡2の23の23(電話048・585・2432)。水曜休み(祭日は営業)。1袋2枚入り120円(税別)~、箱入り(6袋)820円(同)~。道の駅おかべ、道の駅はなぞのでも購入できる。

ツイート シェア シェア