埼玉県飯能市の建設業「金子組」が3月28日、「パンダ鉛筆」590ダースを市に寄贈した。4月に市立小学校に入学する児童全員に1ダースずつ配布される。
パンダ鉛筆は、表面に描かれたパンダの絵柄に指を合わせることで、正しい鉛筆の持ち方を覚えられる筆記具。県筋ジストロフィー協会(金杉和秋理事長)が販売し、売り上げは患者や家族の支援に役立てられている。
市役所で行われた寄贈式で金子和弘社長は「飯能の未来を担う子どもたちが元気に健やかに育つことを願っている」と話した。新井重治市長は「筆箱から出したパンダ鉛筆を見て、新1年生も勉強に熱が入ると思う」と述べた。