埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉県内、新たに164人感染 70~90代、男女4人死亡

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは13日、新型コロナウイルスに感染していた70~90代の男女4人が死亡、新たに164人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が107人、さいたま市26人、川口市9人、川越市5人、越谷市17人。

 これまでに確認された感染者は2万7634人(チャーター便帰国者含む)、死者は460人(13日午後6時現在)。

12日午後9時時点の重症者は44人、感染者の入院は923人、ホテル療養307人、自宅療養1614人。退院・療養終了は2万4047人。

 県によると、県管轄では70~80代の男女3人が死亡した。詳細が判明したのは、未就学児~90代の男女94人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の医療機関5カ所と高齢者施設4カ所で、関係者計27人の陽性が判明。12日午後判明分では医療機関1カ所で職員2人の感染が確認された。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~90代の男女26人。90代無職男性2人は市内医療機関の入院患者で、感染者は計7人となった。男性の1人は中等症。60代無職男性、70代無職男性、80代無職女性は市内のサービス付き高齢者向け住宅の入居者。3人は6~8日に発熱して、施設が検査を実施して12日に陽性が判明した。今後、入居者や職員の検査を行う。

 川口市によると、感染が判明したのは20~70代の男女9人。

 川越市によると、死亡したのはクラスターが発生していた市内の介護老人保健施設「瑞穂の里」の入所者で、1月23日に陽性が確認された90代の女性。医療機関に入院中の10日に死亡した。新たに感染が判明したのは、いずれも市内居住の20代と40代の男女4人と、「瑞穂の里」入所者1人の計5人。4人は20代の川越少年刑務所の男性職員2人と40代の会社員女性、20代の男子大学生。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女17人。80代無職男性はクラスターが発生している市内医療機関の入院患者で、感染者は計32人となった。

ツイート シェア シェア