昨年7月、東京都内から朝霞市内を走るタクシーの車内で、運転手の女性を触ったとして、同11月29日に強制わいせつの疑いで朝霞署に逮捕されていた朝霞市の会社員男性（51）について、さいたま地検は3月29日、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

■「酒に酔って」と説明（以下、初報記事）

　朝霞署は11月29日、強制わいせつの容疑で、朝霞市泉水1丁目、会社員の男（51）を逮捕した。

　逮捕容疑は、7月8日午前0時40分～同1時20分ごろ、東京都内から朝霞市内を走行中のタクシー車内で、運転中の20代のタクシー運転手女性を触った疑い。

　同署によると、男は都内からタクシーに乗車。後部座席から胸を触るなどの行為を繰り返し、自宅付近で料金を支払って下車していた。男は「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認している。