埼玉新聞

 

<新型コロナ>50~90代の9人が死亡、118人感染 小学校やクラスターの医療機関などでも新たに判明

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは27日、新型コロナウイルスに感染した9人が死亡し、新たに118人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が77人、さいたま市27人、川口市9人、川越市2人、越谷市3人。

 これまでに確認された感染者は2万9251人(チャーター便帰国者含む)、死者は559人(27日午後7時現在)。

 26日午後9時時点の重症者は39人、感染者の入院は687人、ホテル療養242人、自宅療養489人、退院・療養終了は2万7066人。

 県によると、県管轄では50~90代の男女8人が死亡した。詳細が判明したのは、未就学児から90代までの男女74人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の医療機関で新たに職員1人の感染が判明し、同施設の感染者は計86人となった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女27人。10歳未満の男女5人は、教員の感染が確認された市立小学校の児童。別の市立小学校でも10歳未満の女子児童の感染が分かった。

 川口市によると、23日に80代女性が死亡した。感染が判明したのは10~70代の男女9人。市立小学校に通う10代女子児童は友人に陽性者がいた。

 越谷市によると、感染が判明したのは40、50代の男女3人。

 川越市によると、70~80代の女性2人の感染を確認。クラスターが発生している認知症対応型高齢者グループホームの入所者1人が感染した。

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