体調不良で…業務中にコンビニで休憩、「職場離脱」で新座市職員を処分 上司への相談、業務の形跡なく
2021/03/03/00:00
埼玉県新座市は2日、勤務時間中、公用車を駐車させ休憩する職場離脱行為を繰り返していたとして、市民生活部市民課の男性主任(39)に対して停職1月の懲戒処分、管理監督を怠ったとして、同部長と同課長ら上司4人に口頭による厳重注意を行った、と発表した。
市によると、主任は2020年12月上旬から下旬までの間6回にわたり、住居表示に絡む新築建物などの現場確認業務のため、公用車(軽乗用車)で巡回中、市内外のドラックストアやコンビニエンスストアなどの店舗駐車場で、公用車を約20分から約70分間駐車させ、休憩していた。主任は「体調不良で休憩を取っていた」と話し、職場離脱を否定している。ただ、空白時間のあった日に同寮や上司に体調不良を相談したり、業務を行った形跡がないことなどから、市はこの休憩を職場離脱行為と断定した。