生活保護受給者らの個人情報が流出 八潮市に流出示す文書届く…差出人は市外在住か「廊下で拾った」
2021/03/10/00:00
埼玉県八潮市は8日、生活保護受給者ら46人分の個人情報が流出したと発表した。
市によると、今月3日に市外在住とみられる差出人から、個人情報を含む文書が市長宛てに郵送されてきたことで流出が発覚。封筒には「市役所の廊下で拾った」とのメモ書きが同封されていた。
文書は市社会福祉課が昨年末に作成したもので、年末年始の対応注意ケースとして体調に不安を抱える生活保護受給者や親族ら46人分の氏名、電話番号などがA4用紙1枚に両面刷りで記載されていた。複数の担当職員が所持し、年明けにシュレッダーで処分することになっていた。
市は46人に事実関係を伝えた上で謝罪し、流出した経緯や原因について調べている。