お土産渡さず、修正動議はお灸…上尾市長が批判「前市長と元議長同様の不祥事に」 当初予算修正で再議へ
2019/03/23/00:00
上尾市の畠山稔市長は3月定例市議会最終日の22日、減額修正して21日に可決された19年度当初予算について、審議のやり直しを求める再議(地方自治法に基づく首長の拒否権)に付す意向を示した。同市長はまた、小林守利議長から「修正動議はお灸(きゅう)」「政治は駆け引き。お土産をあげ、お土産を渡す。それが政治だ」と言われたと本会議で語り、「私がお土産(議長の要求)を渡さなかったので、予算修正という形でお灸を据えられた。それが政治なのか」と批判した。上尾市議会で再議が行使されるのは初めて。本年度中に臨時議会を招集する予定。