埼玉新聞

 

<新型コロナ>行田中央総合病院「院内感染が収束」と発表 院内感染と思われる陽性者4週間以上発生せず

  • 行田中央総合病院、コロナ院内感染「収束」発表

 新型コロナウイルスの集団感染が発生していた埼玉県行田市富士見町の行田中央総合病院(川島治院長)は15日、院内感染が収束したと発表した。

 同病院では1月1日から院内で新型コロナの感染が拡大。合計で77人(入院患者59人、職員18人)の陽性が確認された。その後、院内感染と思われる陽性者は2月8日を最後に4週間以上発生せず、さらに院内で療養中の陽性患者が健康観察期間終了後に一般病床に移って2週間以上たっていることから、保健所と協議して、14日で院内感染は収束したものと判断した。

 発表を受けて、行田市の石井直彦市長が同病院を訪問した。川島院長は市民へのおわびやコロナ対策を徹底した診療体制を説明。石井市長は慰労の言葉を述べるとともに、ワクチン予防接種への協力をお願いした。

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