ヤオコー久喜菖蒲店、22日開店 豊洲直送の鮮魚や地元野菜で来店客の支持の獲得狙う 冷凍食品も充実
2019/03/23/00:00
ヤオコー(川越市)は22日、久喜市菖蒲町菖蒲に「ヤオコー久喜菖蒲店」を開店した。近隣で営業していた菖蒲店を閉店し、大型商業モール「モラージュ菖蒲」そばに開設した。同モール内にあるイトーヨーカドー系のヨークマートなど、商圏とみる半径10キロ圏には競合店が多い。豊洲市場(東京都江東区)直送の鮮魚など生鮮部門を強化し、初年度で年間売上25億円を目指す。
新店は国道122号の菖蒲北交差点近くに立地し、敷地面積は1万5500平方メートル、店舗面積は2577平方メートル、駐車場は202台分ある。
品ぞろえは約1万6千点。鮮魚では、高速道路で約1時間圏内の利点を生かし、豊洲市場から仕入れた近海魚を多くそろえる。青果は地元のJA南彩の農業生産者が採れたて野菜を提供。土曜休日の来店が多いと想定し、時短メニューやまとめ買いが多い冷凍食品の商品群を充実させた。質の高い商品で、来店客の支持の獲得を狙う。