埼玉新聞

 

埼玉りそな銀支店長ら、対応の中で客の不審点見抜く 現金引き出そうとした女性の目的は…詐欺疑い通報

  • (右から)会田雄一署長、りそな銀行指扇支店の松井雄也さん、景行賢太郎さん=大宮西署

 特殊詐欺被害を未然に防いだとして、埼玉県の大宮西署は16日、埼玉りそな銀行指扇支店の支店長松井雄也さん(46)とマネージャー景行賢太郎さん(44)に感謝状を贈った。

 同店は9日午後1時ごろ来店した80代女性が現金100万円を引き出そうとしたことから、利用目的を確認。女性が「息子から電話があり、仕事の損失で急なお金が必要と言われた」などと話したことから詐欺を疑い、警察に通報した。景行さんは「だまされていることに気付かない方のために、これからも先入観にとらわれず対応していきたい」と話した。会田雄一署長は「お客さまとの対応の中で、不審点を見抜き被害を防止してくれた」と感謝した。

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