緊急事態宣言下の埼玉県内で3月12～18日の1週間の新型コロナウイルスの感染者数は793人で、前週（3月5～11日）より、64人増加した。10万人当たりでは10・80人（前週9・93人）。

　県内で1週間に判明した感染者数は2月12～18日が929人だったが、翌週の2月19～25日に669人に減少。しかし、2月26～3月4日に17人増の686人と増加に転じ、3月5～11日は43人増の729人だった。3月12～18日はさらに前週比で64人増え、緊急事態宣言解除を前に増加に転じている。

　直近7日間の1日当たりの平均感染者数は113・2人。10万人当たりの感染者数で、15人以上だったのは川口市（16・01人）と加須市（22・59人）、鴻巣市（22・25人）、草加市（18・30人）、久喜市（22・59人）だった。