埼玉新聞

 

基準15倍の有害物質も…20年以上放置の産廃焼却施設、さいたま市が行政代執行へ 2025~26年度に解体、撤去

  • 行政代執行により解体、撤去される見通しの産業廃棄物焼却施設。煙突の高さは約35メートル。近くを流れる綾瀬川から有害物質は検出されていない=1月29日、埼玉県さいたま市岩槻区平林寺

    行政代執行により解体、撤去される見通しの産業廃棄物焼却施設。煙突の高さは約35メートル。近くを流れる綾瀬川から有害物質は検出されていない=1月29日、埼玉県さいたま市岩槻区平林寺

  • 行政代執行により解体、撤去される見通しの産業廃棄物焼却施設。煙突の高さは約35メートル。近くを流れる綾瀬川から有害物質は検出されていない=1月29日、埼玉県さいたま市岩槻区平林寺

 埼玉県さいたま市は30日、20年以上にわたり放置されていた岩槻区平林寺の産業廃棄物焼却施設について、有害物質が飛散して生活環境保全上の支障の恐れがあるとして、廃棄物処理法に基づく行政代執行を実施すると発表した。解体、撤去する方針で、2024度から調査を実施し、25~26年度にかけて工事を行う。廃棄物処理法に基づく行政代執行は同市で初めて。

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