職場の更衣室などで同僚の現金盗む 勤務中に公用車で人身事故 さいたま市、職員らを処分
2021/03/31/00:00
埼玉県のさいたま市は30日、職場で現金を盗んだとして、子ども未来局子ども家庭総合センター南部児童相談所の保育士(28)を地方公務員法に基づき懲戒免職処分にしたと発表した。
市人事課によると、保育士は昨年7月~10月の3回にわたり、職場の更衣室や執務室で別の職員のかばんを開け、財布から計47万円を盗んだ。被害の届け出を受けた浦和署が昨年12月21日、事情を聴いたところ犯行を認めた。盗んだ現金は洋服購入などに充てていた。すでに全額弁済されているという。
また、市は勤務中に人身事故を起こしたスポーツ文化局の主事(28)を戒告の懲戒処分にした。主事は昨年8月21日午後2時半ごろ、公用車を運転し、北区の交差点を左折した際、横断歩道を走行していた自転車の女性と衝突。女性に左肘骨折など約1カ月のけがを負わせ、大宮簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けた。