埼玉新聞

 

丸広百貨店、川越店別館の新レストランフロア誕生が奏功 本館も店移設拡大などフロア見直し成功、営業利益が大幅改善 耐震工事費を計上、純利益は減となった2月期決算 今月23日に創立75周年へ

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    丸広百貨店、耐震化工事の特別損失計上

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 丸広百貨店(川越市)が発表した2024年2月期の単独決算は、純利益が前期比65・1%減の2億1400万円だった。川越店の耐震工事費用(8600万)などの特別損失を計上したことによるもの。

 売上高は同4・4%減の210億円。営業面では3月に川越店別館に新レストランフロアをオープン、同店本館の家電専門店の移設拡大やアウトドア関連売場の拡大などフロア構成の見直しが奏功し、営業利益は同52・5%増の5億4200万円と大幅に改善した。

 25年2月期の業績予想は原材料価格の高騰など依然として先行き不透明なため、未定とした。

 同社は今月23日で創立75周年を迎えるため、「これまで培ってきた伝統を大切にしながら時代に即した新たな価値の創出に全力で取り組みたい」としている。
 

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