埼玉新聞

 

あの花10周年で企画、秩父アニメ3部作が秩父鉄道の電車に 監督や声優ら出席、埼玉の秩父駅で出発式

  • 秩父アニメ3部作をフルラッピングした「超平和バスターズトレイン」=3日午後、秩父市宮側町の秩父駅ホーム

 秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)は3日、秩父市などと連携し、秩父が舞台地のアニメ3部作が電車の内装や外装にデザインされた「超平和バスターズトレイン」(3両編成)の運行を開始した。

 秩父アニメ3部作の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(あの花)、「心が叫びたがってるんだ。」(ここさけ)、「空の青さを知る人よ」(空青)のキャラクターや劇中画を全車両にラッピング。コロナ禍で落ち込んだ観光客の回復が狙いで、あの花が初めてテレビ放送されてから今年で10周年を迎えることから企画された。

 同市宮側町の秩父駅ホームで出発式が行われ、秩父アニメ3部作で監督を務めた長井龍雪さんや空青で主人公を担当した声優の若山詩音さんらが出席。テープカット後、熊谷駅まで臨時急行として運転され、大勢のファンたちがアニメの世界観を楽しんだ。

ツイート シェア シェア