埼玉県などは9日、新たに131人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が85人、さいたま市12人、川口市22人、川越市5人、越谷市7人。

　これまでに確認された感染者は3万4051人（チャーター便帰国者含む）、死者は714人（9日午後6時現在）。

　9日午後9時時点の重症者は33人、感染者の入院は494人、ホテル療養368人、自宅療養469人。退院・療養終了は3万1719人。

　県によると、9日に詳細が判明したのは未就学児～80代の男女67人。クラスター（感染者集団）関連では、県内の高齢者施設で利用者1人が感染し、計12人に上った。また、20代男性は県外で開かれた飲み会に参加していた。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～60代の男女12人。家庭内感染により、未就学児4人の陽性も分かった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～70代の男女22人。うち男性1人はクラスターが発生した介護付き有料老人ホームの職員で、同施設の感染者は計40人（入所者29人、職員11人）になった。

　川越市によると、感染が判明したのは40～80代の男女5人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10～70代の男女7人。