埼玉新聞

 

マミーマート人気、売上が大幅増に 低価格化など客が支持、品ぞろえやレイアウト見直し奏功 2店舗閉鎖するも、純利益61・8%増 プライベートブランド中心に高評価も

  • 【企業】マミーマート2=看板、ロゴ

    マミーマート既存店が伸長、純利益61・8%増

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 食品スーパーのマミーマート(さいたま市北区)が10日発表した2023年10月~24年3月期の連結決算は、純利益が前年同期比61・8%増の30億900万円だった。売上高に当たる営業収益は同12・2%増の791億700万円、営業利益は同46・6%増の41億4600万円の増収増益となった。

 スーパーマーケット事業では、新業態の「生鮮市場TOP!」と「マミープラス」が前期から2店舗閉鎖したものの、こだわりの商品と低価格化が顧客から支持され、既存店売上が大きく伸長。主力の「マミーマート」では品ぞろえ、レイアウトの見直しを図り、卵などの日配品や日用雑貨の価格強化をプライベートブランド(PB)商品を中心に展開し、来店動機の向上につながった。

 24年9月通期の純利益予想は前期比0・8%増の43億5千万円に上方修正した。
 

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