熊谷花火大会、2カ月前倒し 東京五輪重なり6月6日開催へ スターマインなど1万発、45万人来場
2019/03/27/00:00
熊谷市観光協会は26日、2020年東京五輪・パラリンピック大会と時期が重なる同年の熊谷花火大会について、安全開催のため例年より約2カ月早い6月6日に実施すると発表した。
熊谷花火大会は市内の荒川河畔で毎年8月第2土曜日に開催され、約45万人が来場する。20年夏は東京五輪・パラリンピック大会に伴い、十分な警備体制を確保できない恐れがあるため、警察や消防などと協議して前倒しすることを決めた。
熊谷花火大会は終戦前夜の空襲被害からの復興を願い、1948年に始まった。県下有数の歴史と規模を誇り、スターマインなど約1万発が夜空を彩る。70回目となる今年の花火大会は例年通り、8月10日に実施される予定。