埼玉新聞

 

秩父市長選、新人の北堀篤氏が初当選 元県議、連合埼玉が推薦 前回は90票差で惜敗 4選狙う現職敗れる

  • 北堀篤氏

 任期満了に伴う秩父市長選は18日投開票され、新人で元県議の北堀篤氏(70)=自民推薦=が、4選を狙った現職の久喜邦康氏(66)、書籍雑誌編集者兼プロデューサーで新人の保泉昌広氏(44)を破り、初当選した。

 連合埼玉の推薦も受けた北堀氏は行財政改革などを公約に掲げた。市長選は3度目の挑戦で、90票差で惜敗した前回の雪辱を果たした。久喜氏は市政の継続、保泉氏は市の活性化などを訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は5万1538人(男2万5061人、女2万6477人)。投票者数は3万843人(男1万4792人、女1万6051人)。投票率は59・85%(男59・02%、女60・62%)で、過去最低だった前回の59・98%より0・13ポイント下回った。

 同日は現職の死去に伴う新人4氏による市議補選(欠員2)も投開票された。

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