埼玉新聞

 

ラスト10秒…レイクタウンに悲鳴 「残念だけどありがとう」「めちゃくちゃ感動した」 パブリックビューイングでアルファーズ応援、大接戦に大きな拍手

  • PVで声援を送るアルファーズのファン=19日午後2時半ごろ、越谷市のイオンレイクタウン

    PVで声援を送るアルファーズのファン=19日午後2時半ごろ、越谷市のイオンレイクタウン

  • PVで声援を送るアルファーズのファン=19日午後2時半ごろ、越谷市のイオンレイクタウン

 バスケットボールの日本生命Bリーグ2部(B2)、越谷アルファーズのプレーオフ決勝が19日、滋賀県の滋賀ダイハツアリーナで行われ、越谷は優勝を逃した。地元越谷市のイオンレイクタウンでは、パブリックビューイング(PV)が開かれた。

 前週行われた準決勝に勝ち、すでにB1昇格を決めた越谷。18日に行われた決勝第1戦で破れ、この日、後がない越谷は滋賀と大接戦を演じた。

 越谷市のPV特設会場には大勢のファン「アルファメイト」が詰めかけた。試合開始とともに「レッツゴーアルファーズ」と声援を送った。第4クオーター残り10秒、勝敗を決める3ポイントシュートがリングに嫌われると、会場に悲鳴が広がる場面も。試合終了とともに拍手が鳴り響いた。試合後、次年度のB1リーグに向け、市にアリーナ建設を求めるコールも起きた。

 越谷市の風間一さん(57)は「(優勝は)残念だったが1年頑張ってくれた。ありがとうと言いたい」、春日部市の男性(47)は「B1昇格の目標は達成した。選手、アルファメイト全員に感謝したい」、家族で草加市から応援に駆け付けた鎌田美那さん(28)は「めちゃくちゃ感動した。B1では頑張って優勝して欲しい」と期待を寄せた。

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