埼玉県などは23日、新型コロナウイルス感染者を新たに207人確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が120人、さいたま市45人、川口市18人、川越市6人、越谷市18人。

　これまでに確認された感染者は3万6444人（チャーター便帰国者含む）、死者は735人（23日午後7時現在）。

　23日午後9時時点の重症者は30人、感染者の入院は504人、ホテル療養372人、自宅療養716人。退院・療養終了は3万3664人。

　県管轄で詳細が判明したのは未就学児～80代の男女92人。会食で計4人の感染が確認された。県教育局によると、西部地区の県立学校3校で関係者計3人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～80代の男女45人。クラスター（感染者集団）となった障害者支援施設「しびらき」（桜区新開）で新たに入所者2人が感染し、陽性者は計18人となった。市発表で12人の感染が判明した伊藤製パン岩槻工場（岩槻区末田）では、市外保健所の管轄で従業員6人の感染が分かった。

　川口市によると、20代の会社員男性から60代の会社員女性まで18人の感染を確認。

　川越市によると、10代から70代の男女6人の感染が判明。うち10代の女子児童は、家族に陽性者がいた。児童の通う市内の小学校は22、23日、学級閉鎖した。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10～60代の男女18人。