<今日はどんな日・1月5日>振り返る埼玉新聞、09年は「高萩飛行場を後世に 先人の苦労刻み記念碑」
2019/01/05/00:00
過去の埼玉新聞の記事を振り返り、当時どんなニュースが取り上げられていたかを振り返る、『今日はどんな日?』。今回は2009(平成21)年1月5日です。
■高萩飛行場
地域面に「高萩飛行場を後世に 先人の苦労刻み記念碑」。
かつて日高市高萩地区にあった高萩飛行場を後世に伝えるため、地元の地主会が旭ケ丘神社前に「高萩飛行場跡」の記念碑が建立したことを伝えています。
高萩飛行場があった同地域は1930(昭和5)年、全国からの入植者で創設された耕地整理組合の手で山林開拓が行われました。そして旧陸軍に接収され、1938(昭和13)年12月から1945(昭和20)年2月にかけて、入間市にあった陸軍航空士官学校の「高萩飛行場」として士官学校生の飛行訓練に使用されたそうです。
記念碑によると同飛行場は東西1700メートル、南北1300メートル。戦後は緊急食糧増産の開拓地となり、その後は都市化され住宅地が増えました。
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