埼玉新聞

 

<新型コロナ>さいたまのパン工場クラスターさらに拡大 埼玉146人感染 川口の施設クラスター2件も

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは30日、新型コロナウイルスの感染者が新たに146人確認されたと発表した。感染者の内訳は、県発表が92人、さいたま市20人、川口市21人、川越市5人、越谷市8人。

 4月25日発表分の感染者1人の取り下げがあり、これまでに確認された感染者は3万7801人(チャーター便帰国者含む)、死者は745人(30日午後7時現在)。

 4月29日午後9時時点の重症者は34人、感染者の入院は597人、ホテル療養381人、自宅療養811人。退院・療養終了は3万4589人。

 県によると、30日に詳細が判明したのは未就学児~70代の男女74人だった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満の未就学児~80代の男女20人。クラスター(感染者集団)関連では、伊藤製パン岩槻工場で従業員2人の感染が分かり、計42人となった。80代無職男性など、3人は中等症となっている。

 川口市によると10歳未満の未就学男児から80代の女性まで男女21人の感染を確認。うち、いずれもクラスターが発生した特養グリーンビレッジ安行で入所者2人、デイサービス・アースサポート東川口で利用者1人を含む。累計はグリーンビレッジ安行は11人(職員2人、入所者9人)、アースサポート東川口は25人(職員8人、利用者17人)になった。

 越谷市によると、新たに感染が判明したのは20~70代の男女8人。うち30代と70代の男性2人が中等症となっている。

 川越市によると新たに感染が判明したのは20~60代の男女5人。

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