埼玉新聞

 

緊急走行中の救急車、病院到着が15分遅延 交差点を右折、大型バイクと接触 バイクの男性骨折/さいたま

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は3日、緊急走行中の浦和消防署木崎出張所の救急車と大型バイクが関係する事故が発生し、病院到着が約15分遅延したと発表した。遅延による影響はなかったという。バイクを運転していた同市の男性会社員(20)が左鎖骨骨折のけがを負った。

 浦和消防署と浦和東署によると、3日午後2時50分ごろ、さいたま市緑区原山2丁目の信号機付き交差点で、救急事案で骨折疑いの女性(95)を市内医療機関に搬送中の救急車が右折しようとしたところ、大型バイクと接触した。女性と同乗の家族、救急車を運転していた男性消防士長(38)ら救急隊員3人にけがはなかった。浦和東署で事故の原因を調べている。

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